
今日は朝食を食べずに早朝に出発する。朝食を釧路の和商市場で取ることに決めていた。そのために、ユースホステルでは朝食を頼まなかった。

和商市場で勝手丼を食べる。このときの旬のものばかりを入れてもらった。旬のものが一番美味しい。
高価な食材はないので写真ではそれほど美味しそうに見えないが、期待した通り美味しかった。
和商市場で満腹になった後は、また釧路湿原に向かう。ユースホステルとは反対側になる釧路湿原の西側だ。
過去に初めて北海道に来たのが釧路だった。そのときの釧路湿原はすばらしかったのを忘れられず、もう一度行ってみたくなったのだ。
ただ、今回はバイクなので、釧路湿原の奥の方まではいけない。本当に良いのは人が行かないような、釧路湿原の奥のほうなのだが、今回は我慢して釧路湿原の展望台にだけ行くことにした。

釧路市湿原展望台に着く。虫がすごい。早く展望台の展示室に入らなければならないと思わせるくらいにすごい数の虫が飛んでいる。
展望台から釧路湿原を眺めても、手前の森の向こうに釧路湿原が遠く見える。これではあまり釧路湿原が良く分からない。
やはり、展望台に来たのは失敗だったか・・・
釧路市湿原展望台の前の森には遊歩道がある。その先に展望台があるので、そこまで行ってみることにした。あまり期待していないが、ここで見るよりはマシだろう。

結構歩いてようやく森の湿原に近い展望台に来た。湿原は相変わらず遠くにしか見えないのだが、視界が開けたので気分が良い。
しばらくこの景色を眺める。
遊歩道を戻り、駐車場に向かう。帰りの遊歩道では蛇がいたりして、なかなか楽しめた遊歩道だった。(一瞬しか姿を見せなかったので、写真には撮り損ねた)
ここから襟裳岬へ向かう。とりあえず、岬のような地面が海に突き出た突端には行ってみることにしているのだ。
ただ、ここからはかなり距離がある。途中、これといった観光スポットもない平凡な道ばかり。ただ北海道全体の地図では海沿いに道があるように見えるが、海沿いばかりではない。山の中を通る道があり、平らな草原の中を通る道があったりする。
国道38号線を南へ向かう。しばらく走り、疲れてきたころに海沿いのドライブインで休憩することにする。

この駐車場で小一時間、昼寝してしまった。昨日の疲れと早朝の起床のせいだろう。
ここで天気を確認すると、北海道に近づいていた台風の影響で明日は一日雨になることがほぼ間違いなさそうだ。雨の中を走行しても何も楽しくないので、予定を一日早めて今日の夜、フェリーで帰ることにし、フェリーの予約を取り直しする。
これで、今日の夜11頃までに苫小牧まで行くことに決定する。しかし、夜中までなので急ぐことも無い。襟裳岬へ向けてゆっくり行こう。
国道38号線から国道336号線をさらに南へ向かう。


途中、海沿いにフンベの滝という岩の途中から水が出ている(ように見えるだけ?)滝があった。


夕方近くになり、ようやく襟裳岬に近づいてきた。台風の影響が出始めたのか、雲がどんよりと空を覆い始めた。

やっと襟裳岬に到着。今まで通ってきた遠くに見える海沿いの地形がかすんで見える。

襟裳岬の突端まで行けるとことまで行ってみる。本当の襟裳岬の突端は昆布の天日干し用の土地となっていて入ることができない。

反対側を見ると、襟裳岬の豪快な地形の上にちゃんとした展望台の施設がある。突端まで来るという目的は果たせたが、せっかく来たことだし、そこまで行ってみることにする。

展望台の上から見る襟裳岬も、岬の地形が視界に入ってなかなか良い感じだ。

ここでお土産を買っていないことに気づき、襟裳岬のお土産屋でお土産を買う。気さくな店員さんといろいろ話していると、ここから苫小牧までの道にはたくさん温泉があるということを聞く。
ひだか路温泉ネットワークのパンフレットをもらい、どこが一番お勧めかを聞くと門別町の「とねっこの湯」が施設も新しく地元では人気があるという。ここから苫小牧へ行く途中で寄っていくことにしよう。
襟裳岬から離れ、しばらくすると日が落ちた。
ここから先は時々ある市街地以外は街灯も無い真っ暗な道を苫小牧へ向けて進む。
ここの地域から苫小牧、その先の大都市札幌へ抜けるにはこの国道336号線から235号線を抜けるルートしかないためか、交通量は多い。
2時間ぐらいして「とねっこの湯」につく。早速、温泉につかる。
なるほど、立派な施設だ。いつも思うがこういう田舎には驚くほど立派な公共の施設があったりする。うらやましいかぎりだ。
湯上りに少し時間があったので、夕食を食べることにする。どうせフェリーに乗ってしまえば食べるものはあまりないのだから。
そんなに大食いする気分でもなかったので軽くカレーでも食べることにした。
しかし出てきたカレーを見ると、でかい。お盆からはみ出している。しかも野菜も多い。ちょっと驚きながらも美味しくいただく。

カレーを食べ終わり、とねっこの湯をでて苫小牧に向かう。
タオルなどをバイクに積み込んでいるときに、とねっこの湯から出てきた地元の人にここから苫小牧までどれくらいで行けるか尋ねてみる。クルマで1時間くらい、バイクだったらもっと早く着くだろうとのこと。
とねっこの湯を出発して苫小牧を目指して走る。もう、夜の9時をすぎ行き交う車両もまばらになってきた。
北海道の道路は市街地を離れると本当に真っ暗なので、怖い。暗いことが怖いのではなく、道路の先がどうなっているのか分からなくて怖い。対向車がきていないときはライトをハイビームにして進む。
途中、苫小牧港近くのコンビニで船中で食べる食料を買い込む。よく、ツーリングに来たライダー達が立ち寄るのか、ここでもコンビニ店員のおばさんにフェリー乗り場までの時間を教えてもらう。ここから15分ほどの距離らしい。
港近くの片側4車線ほどもある広い道路を、フェリー乗り場に向けて疾走する。後もうひと踏ん張りだ。
ようやくフェリー乗り場に着き、北海道に向かったときと同様に手続きをする。それからほどなくして乗船の指示があり、乗船する。

フェリーに乗船した後、まず始めにすることは風呂だが、今回はとねっこの湯で温泉に浸かってきたので、風呂はパス。
船内を歩いていると、行きのフェリーで出会ったVMAXの人と出会う。軽く挨拶と会話を交す。
出航まで時間があったので甲板を散歩するがすぐ飽きる。それはそうだ。行きも同じようなフェリーに乗ってきたのだから。

フェリーが苫小牧港を出発し、行きと同じくらいの時間を掛けて大洗まで到着するのは翌日の夜。さらにそこから行きと同じルートを使い自宅まで帰ってきた。
バイクから荷物を降ろすと、何かの破片も一緒に落ちてきた。拾い上げてみると腕時計の破片だ。それも頑丈なはずのG-SHOCKの。

別にバイクに直接結び付けていたわけでなく、ツーリングバッグの柄に結び付けていただけなのだが、かなりの振動が伝わっていたようだ。
今回のツーリングのハードさを物語っているようで、恐ろしい。人間の方が壊れなくてよかった。とは言いつつも来年もきっとツーリングに行くのだけれど。
